
昨日に続いての晴天です。そして最高気温は2℃ほどです。青空と暖気に誘われて、日課の「箸置きづくり」と並行しての除雪です。
庭を歩くとギュッ、ギュッと鳴ります。体重で圧力を加えられた雪が密度を高めるときの音です。低い気温では「啼き砂」のように、キュッ、キュッとした音です。
あちらこちらで屋根の雪おろしをしています。中には80歳ほどのご婦人までも屋根に上がっています。「屋根雪下ろし日和(ひより)」なのです。
しかし、今日は、我が家では屋根には上がりませんでした。不十分ながらも、気になっているところは昨日終えています。庭だけにしました。
とはいうものの重量を増した膨大な量です。つい先日新しく買い求めたスノーダンプの柄(え)は既に壊れています。乱暴な使い方にもありそうですが、先日の煙突の「曲がり」同様、わざと壊れるように作ってもいるようです。難しい世の中の仕組みです。

一方、このような条件の雪が「カマクラづくり」には適しています。実は、昨晩、何回目かの新年会がありました。その席上で『カマクラをつくろう。』、とK社長が提案します。
筆者もカマクラづくりにかけては他に引けをとるものではありません。それなりの自負があります。発言権はありそうです。
小学校時分だったと思いますが、毎年たくさんつくった事実があります。しかも、それらはみな成功しているのです。
しかし、集まった諸氏もまた強(したた)かです。それぞれが絶対の信念を持っているのです。ところが不思議なことに、レシピが皆違っているのです。
雪質、雪の調達、カマクラの大きさと形、使う道具等に至っては意見がまちまちなのです。或いは、どれも正解なのかも知れませんが・・・。
更に、今朝、K社長がお出でになり、『N氏がエスキモー形式はどうかと訴えている。』と困惑しています。ブロックの積み上げ方式の提案があったのです。
どうやら、同舟に、意見の異なる優秀な船頭10人ほどが乗り合わせることになりそうです。何やら波乱含みです。

昨晩のメインデッシュは鮭(さけ)と鱈(たら)の「ジャッパ汁」です。しかし、集まる皆さんもまた、それぞれ一般的でないものを持ってきて下さいます。
『鹿肉の刺身(さしみ)とサラミソーセージです。ゴマ油とショウガが合います。』とT氏です。一般的には市販されていないようです。勿論?初めていただきました。
普通のサラミの味は濃くできています。しかし、塩味や辛味(からみ)は殆ど無いつくりです。しかも、驚くほどクセは無く食べやすい出来です。お隣の県の友人の手作りだそうです。よく解らない世界です。
また、K氏は心太(トコロテン)です。厳寒の折です。違和感がありました。夏にいただくものと理解していたのです。
ところが、『今これを干せば寒天(かんてん)になります。特に不思議ではないのです。』、と講釈します。
K氏は「寄せ豆腐」や「タラコ」も持ってきました。特に「タラコ」は当地オリジナルの料理といわれています。やはり、です。
真鱈(メス)の卵にニンジン、スルメ、昆布等を入れ、醤油(しょうゆ)、酒、ナンバンで味付けして数日熟成させたものです。どういう訳か、マツタケも入っています。
世の中を知らない、といえばそれまでですが、さまざまな次元の事情が普通に混在している現実に困惑しているところです。