「越冬事情」・・・カマキリ今朝は今冬一番の雪です。一尺以上も積もっています。
いつもは沐浴後の除雪です。しかし、今朝は呑気(のんき)なそのレベルではありませんでした。即、6:00前からの除雪になりました。
流石(さすが)にご近所ではまだ行動開始の前です。朝刊と牛乳配達の暗い時刻です。朝の一眠りはかけがえの無い一瞬です。安眠妨害は覚悟の上です。
降って間もない雪です。家の前は30分ほどでアスファルトが見えます。ご近所のお手伝いは沐浴後になりました。
片付けた瞬間は綺麗です。吹雪と一瞬の青空が交互にやってきます。午後にはまた10cmほども積もっています。またまた同じ繰り返しです。
他方、手を掛けていない庭は雪にスッポリ埋まっています。7尺の石灯篭(とうろう)の半分近くが隠れています。「濡鷺(ぬれさぎ)」と命名されている灯篭です。
屋根の雪は2~3℃の気温と太陽で滑り落ちる傾向があります。しかし、年末から、氷点近くの最高気温が続きっぱなしです。部分的ではあるものの、1m以上にも積もっているところもあります。
昨秋、山に入ったK社長と女将(おかみ)さんが、木の高いところに居るカマキリを見たそうです。例年はもっと低い場所で越冬しているのだそうです。それを見た女将さんが、『今年は深い雪になりそうですね。』、と判断したそうです。
やはり、カマキリの判断は正しかったことになります。また、昨夏は暑い日が続き過ぎました。その反動もあるようです。今になって、この雪の頻(しき)りさを納得しているところです。
「工房事情」・・・150%今日も、日常化している課題と並行して「看板づくり」です。ホテル用です。昨日、文字に漆をのせました。かれこれ5~6回目のようです。
今朝見ると、懸念していた縮みは発生していません。次のステップに進むことができます。まずはめでたしめでたし、です。
次の作業は地の鍛えです。実は、これまでの数回の漆で、地にまで勇み足をしています。やはり修整した方が良さそうです。今日は文字部分のマスキングです。先般使った液体です。
コツコツとした作業です。塗った直後は白濁しています。空気に触れると乾燥し、透明になります。今晩は待機が仕事です。
マスキングの乾燥後、汚れ部分をサンダーで削除します。その後、地に木固めエースを塗布します。そのでき按配をみて、文字の修正の必要、不必要かを判断するつもりです。
午後、この看板の依頼人がお出でになりました。K女史です。他にも相談がありましたが、この看板の途中経過を確認していただくことが主題です。

満足度を63パーセントあたりと予測していました。しかし、150パーセントの評価をいただきました。勿論、その大半は材料にあることは理解しています。
厚さ2寸のキラキラ輝いている青森ヒバです。ま、その分を差し引いたとしても何とかセーフのようでもあります。
残念なのは、明日、取材のカメラがホテルに入ることです。テレビ局です。この看板のお披露目としてはタイムリーだったのです。
事前に知っていれば、拍車をかけることもできた筈なのです。しかし、もう少し鍛える時間が生まれたことにはなります。
前後して、達人のI氏とW氏がお出でになりました。I氏からはまたまたたくさんの情報を頂戴しました。そのひとつは「ガタの修整」です。鉛筆を使うところに昔から伝わる伝統の技術を窺(うかが)うことができます。
また、手鋸(てのこ)用のジグ(JIG)の構造です。これは「行燈(あんどん)」の微調整に使う秘密兵器です。是非活用したいところです。
朝と昼に片付けたものの、暮れた今はまた積もっています。状況によっては3回目の除雪になります。勿論、今冬はじめてのことです。