昨晩から今朝にかけては殆ど降りませんでした。日中はチラチラと2~3cmの雪です。今晩あたりが要注意のようです。

結局、今日もまた漆三昧(ざんまい)です。まず、ミニ看板(スタンド)の鍛えです。実は、昨日、6面体の裏面を除く5面を塗り直しました。

しかし、微(かすか)ながらもその裏面に、不用意に付着している漆があります。蒔絵の前に、まずその手直しです。

今回は、その裏面のみに止めました。あちらこちらに手を触れないことらか、全体が綺麗に仕上がったようです。本来の塗り方は、このような2段階が正しいようなのです。

ところが、よく考えてみると、一見、無駄足を踏んだようでも決してマイナスの方向に向かっていた作業ではなかったことに気付きます。


そして大きい看板の手直しです。実は一昨日、文字用として「MR極上塗立」を試しました。やはり油断があったようです。心もち厚く塗り過ぎたようなのです。今回も、2枚の中1枚が見事に縮んでいます。やはり、という思いはありますが、少しガッカリです。

漆の魅力のひとつは、この、思うに任せない生態に潜んでいそうです。薄い拭き漆であれば全くといっていいほど問題は無いものです。

また、厚く塗った漆には表面が縮む性質があることは理解しているつもりです。不具合については手直しすればいいだけです。

単なる堪え性(こらえしょう)の問題かも知れませんが、明らかな安全圏ではなく、敢(あえ)て縮まない最大限の厚さに挑みたくなるのは修行中の性(さが)でもありそうです。


サンダーで削り取った後、再び?(三度、四度)の塗りです。今回は、少し手加減した厚さに妥協しました。根性が無い、といわれればその通りです。

サンダーで磨いてもザラつきは残っています。仮に今回が綺麗に乾いたとしても、更に2~3回の重ね塗りは必要になります。

多少、釈然(しゃくぜん)としない心もちです。理由があるとすれば、どうやら、迂回(うかい)する行為が自尊心を瑕つけていることのようです。

ま、つまらない見栄(みえ)の世界なのでしょうが・・・。
2011/01/18(火) 16:53