「越冬事情」・・・チリチリと朝は工房のバケツの水が凍っています。しかし、日中の気温は昨日よりも1~2℃ほど高いようです。僅かの違いを感じ取れるのが不思議です。
チリチリとした雪が間断なく降っています。モサモサと一気には降らないものの、3時間も経つと確実に積もっていることが認識できます。
モサモサと積もる雪は2時間で1mも積もります。40年ほど前に経験しました。勿論?そのときには全ての交通機関は麻痺しました。明け方の4:00から6:00までの一瞬でした。
創作活動の合間の除雪です。今日は昼前と夕刻の2回です。雪片付けは掃除に似ています。片付けた後のエンプティーに出会うのが嬉しいです。しかし、貴重な時間が奪われることには疑問も覚えます。
つい2日ほど前にした雪囲いが大活躍です。庭は30cmほどの積雪です。通路は完全にを失っています。しかし、除雪はもう少し暖気になってからが良さそうです。プラス2~3℃ほどでは粘り気のある雪になり、片付け易いのです。
「工房事情」・・・金看板今日は「箸置き」の下拵(したごしら)えです。結構な数を熟(こな)してきました。簡単な作業ですが、「面取り」加工はまだ熟達の域ではないようです。
鉋(かんな)の方向は木の目から判断しますが、流れの途中から逆方向になっているものもあるからです。
尤(もっと)も、逆目(さかめ)になったとしても、サンダーという強い味方も居ます。ある程度は微調整に委(ゆだ)ねることができます。
「面取り」の鉋屑(かんなくず)は独特な形状です。微かな面取りでは細い糸のようになります。「糸面」と表現する所以(ゆえん)です。
最初の頃は、この鉋屑をストーブに入れていました。しかし、面白い形状から、最近になってストツクしています。結構な量になっています。

実は、数日前の新聞に「畜産」が当面している記事がありました。大鋸屑(おがくず)や鉋屑(かんなくず)の不足です。
畜産には不可欠なのだそうです。この糸も利用価値がありそうなのです。枕(まくら)の中身にも良さそうです。
年末に依頼された「拭漆欅杯」を完成とさせました。多少時間は要したものの、数回の拭き漆です。ご容赦いただくことになります。
粗末なものですが、箱は以前つくった青森ヒバ製です。やはり、やや撓(たわ)みが生じています。これもご容赦願うことになります。番長さんには明日届けることになります。
夕刻、F氏がお出でになりました。看板の注文です。彼は100年以上も続く「くじら餅店」の社長さんです。「くじら餅」は、山形北東部の最上地方と、青森県の鯵ヶ沢及び浅虫温泉でつくられている餅菓子(もちがし)です。
青森県では「久慈良餅」と表現しています。その金看板です。サンプルを見ると、地(じ)の漆黒に文字は金の蒔絵(まきえ)です。社長さんからは『100年もつものをつくってください。』、と気合が入ります。
またまたやる気になってしまいます。5枚ほどをつくることになります。イメージづくりは今晩の夢の中になります。