今日も猛吹雪です。しかし、突然青空が見えます。気温の低いときの透明感が素晴らしいです。積雪量は殆ど無く、今日の除雪作業はお休みです。


「看板」をつくっているところです。今日は、その看板を吊(つ)るす仕掛けづくりです。簡単なフックのようなものをつくるつもりです。

参考に、何でも知っているWEBに訊いて見ました。看板や額(がく)を壁に吊るす仕掛けにはさまざまあるものです。殆ど見た事の無い世界です。驚きました。ステン等の金属製が多いです。

話は飛びますが、フック(hook)の一般的な意味は「鉤(かぎ)」のようです。発音は違いますが、衣類の留めるホックもそうです。その他、釣り針、ボクシングの肘(ひじ)を曲げて打つフック、ゴルフで右打者が左に、左打者が右に打球が曲がること、コンピューター用語、飛行機の旋回中に旋回円の中心に向かうこと、等々です。


ディズニーの、ピーターパンのライバルの名前もフック船長だった筈です。ピーターパンが切り落とした彼の右手(左手)についている鉤(フック)から、命名されたようです。どちらが先かは解りませんが、そのことからか、義手もフックというようです。

さて、額や看板のフックの仕掛けは基本的には同じようです。L字を上手(うま)く使っています。しかし、納得するものはありませんでした。

我流に拘(こだわ)ることにしました。実は、先般も看板をつくっています。近くの旅館用の壁面用です。大きい重いケヤキ(欅)であったことから、そのセット方法に気を使いました。

L字型を壁面と看板の裏面にそれぞれ逆方向に固定して噛(か)み合わせる方法です。これは髭(ひげ)のS氏からいただいたヒントに基づいてのものです。丁度、当時使ったクリ(栗)の垂木が残っています。

即、行動開始です。テーブルソー(卓上丸鋸)の登場です。木口が約40mm×57mmの垂木(たるき)です。その1/4を切取ることで求めるL字が出来ます。

しかし、正確な1/4であれば、噛み合わせの際に困ることがあります。看板の裏面自体が正確な平面でなければピタリと嵌(は)らなくなります。1mm弱の余裕を持たせたつもりです。次は、そのL字を期待する長さにカットするだけです。壁側用と看板用とを同じ長さにしました。


作業時間はほんの一瞬です。しかし、さまざまな選択肢の中から進行方向を定めることもまた工房生活の一端です。結果は、パズルのようなフックの出来上がりです。ステン等の既製品に頼るよりも、豪華過ぎるようです。しかし、全て手作りであることに納得します。


さて、看板本体の進捗(しんちょく)状況は、昨日、文字に2回目の漆を盛ったとろです。今は別室でお休み中です。時間の経過をじっと待つこと自体が作品づくりになっています。


昼、東京にお住まいのT氏から電話がありました。開口一番、『こっちは非常に寒い。そっちはどうですか。』、です。東京では7℃あたりのようです。奥州最北端ではその10℃以上も低いのです。今朝、工房の薬缶(やかん)やバケツの水が凍っています。

今冬2回目の寒さです。もう暫らくはこの寒さが続きそうです。

2011/01/07(金) 16:52