
正月も5日になりました。午前中にはチラチラとした雪はあったものの、午後は青空です。雪が少ないことにホッとしています。
数日前、1mの積雪予報がありました。結果的には殆(ほとん)ど皆無(かいむ)です。往々にして、この状況が困ることになります。
前にも書いた記憶がありますがイソップ物語の『狼(と)少年(羊飼い)』のような心境になってしまうのです。
『狼が来た』、といつも嘘をついていたところに本当に狼が来ます。いつもの嘘だろう、と誰も対応しなかった、というストーリーです。
勿論、天気予報はさまざまなデーターに基づいた、一般市民に配慮する老婆心的な姿勢です。それで正解のようです。
しかし、『降る』、といっても降らないことがこうも頻繁(ひんぱん)であれば、『降る』、という情報に「どうせ降らないのでしょ」、と反応する傾向になってしまいます。

顕著に少雪の今年です。しかし、時期的には何時(いつ)ドカーンときても可笑(おか)しくないところです。一旦降り出すと2m以上も積もる年もあります。そろそろリミットのようです。
延び延びになっていた「雪囲い(ゆきがこい)」の断行に、ついに踏み切りました。
小さい木はだいぶ前に済んでいますが大きい木が十数本残っていたのです。丸木で骨組みをして、その外側を萱(かや)で覆(おお)うだけです。しかし、この骨組みが厄介(やっかい)です。
長く太い丸木をコントロールするには、バランスのとりかたの巧拙(こうせつ)もありますが結構な腕力も伴います。まず、3本の木をまとめて上端を縄で縛ります。
それを立て、回転させ、3角推(さんかくすい)をつくります。これだけでピタリと安定するものです。それに補助の丸木を数本凭(もた)れかけさせます。

今日はこの段階で終了です。明日以降の楽しみが無くなることもありますが、少し腰に来てもいます。作業スタート時点では寒かったものの、少し動くだけで汗ばんできます。結構な運動量です。
昔は3時間もあれば綺麗にやりおおせた内容を今は2日がかりです。少し恥ずかしいところです。しかし、あとは萱(かや)がけです。大したことの無い作業です。
正月の今時の「雪囲い」は一般的ではないようです。しかし、基本的には、できるだけ遅く囲い、できるだけ早く外すのが木の健康を考えた本来の「雪囲い」のあり方です。
勿論、そのことを力説するつもりはありません。ご近所の皆さんも、今日の作業を不思議な面持ち(おももち)で見ています。来年はもう少し早いタイミングを考えたいところです。